そして男は時計を捨てた・・・

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ノンフィクションに見せかけた道化者

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「恥の多い生涯を送ってまいりました」のフレ-ズから始まる我らが太宰治という作家の「人間失格」という小説を読んだことがある。太宰はこの小説を書き終えた後に自らその生涯に幕を閉じた・・・。



ところで僕はこの作家さんに抱くイメ-ジは「破滅型」「退廃」「暗い」といったイメ-ジ。ポジティブとはかけ離れている

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僕はそれは彼が書いている数々の小説が彼にそういうイメ-ジを抱かせているのだと思っていたけど、素の彼ってとても読者思いで可愛らしい人だったんだって!


そして何より女性にスゴくモテたんだって!僕が生まれるずっと前に太宰治は向井理だったのだ!うらやましぃ~


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僕は太宰作品は「人間失格」と「走れ!メロス」しか読んだことが無い。間違いなく彼の代表作だと思うので!



ところでこの「人間失格」という小説、タイトルからしてとても暗いと思うでしょう?僕はそう思っていました。

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小説の主人公が生まれてからの自分の人生を独白していく形の小説。


この小説の主人公は太宰自身であり、内容は彼の遺書だと聞いたことがある。この後に彼自身が亡くなってしまうから遺書だと言われればそうかもしれない。


 

人間失格 (角川文庫) [ 太宰 治 ]

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感想(17件)


とりあえずこの小説を読んでいこう・・・。


読み進めていく!どんどん読んでいく!


そして読み進めていくうちに、最後にはこの作品って遺書なんかでは無くて実はコメディ小説じゃないの?と思えてくるのだ!




いや、本当に!僕はそう感じた。意外とスラスラと最後まで読めた記憶がある。そしてなんか笑えてくる。




自分の歩んできた人生を徹底的に道化にして読者に、「さぁみなさん、この僕をどうぞ笑ってください!」と言ってるみたい!まさしく遺書の形を借りた驚くべき悲劇の喜劇化!



事実上最後の作品なので、思い切り独りよがりの方向にシフトしてもいいと思うのだけれど、作家の性なのかスゴく読者を置いてきぼりにしていない!死の匂いを漂わせながらも、随所随所で読者をそれでも楽しませようとしている跡が見られる!




勢いに任せて書いた感じのノンフィクションに見せかけてのまさかのフィクション!さすが、昭和の文豪!

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自分の半生の意味さえもフィクション化してみせる作家としての技量。アッパレ❗



是非、みなさんも読んでみて下さい!難しくなんか無いですよ。最近ではこの作品は漫画になってるくらいですから。




最後にくれぐれも「人間失格」は、彼の「遺書」なんかじゃないですよ!「人間失格」は彼が人生の最後に書いた「小説」なのですよ・・・


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