そして男は時計を捨てた・・・

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歴史や政治ばかりに疲れ果てた読者たちは・・・

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ポ-ランド人作家にオルガ・トカルチュクという人がいます。彼女は2018年にノ-ベル文学賞を授賞しました。今現在、ポ-ランド国内で最も愛されている作家といわれ、国内のみならず国外でも読まれています。



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作家オルガ・トカルチュクは1962年にポ-ランドで生まれました。ワルシャワ大学で心理学を専攻。同人誌での詩作から出発して、1993年に「本の人々の旅」で作家デビュ-しました。



1996年に発表された「プラヴィエクとそのほかの時代」で、ポ-ランドの中の架空の村を舞台にして、ポ-ランドが経験した激動の20世紀を神話のように描き出し、国外でも彼女の名前が知られるようになったのです。



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1989年にポ-ランドは共産主義体制が崩壊しました。それと同時に文学界は新しい局面を迎えます。


当時、文壇に次々と登場してきた1960年代生まれの若手作家たちの書く作品には、読みやすい、楽しさといったものが優先的に描かれており、ポ-ランド文学が描き続けてきた「祖国の歴史」から逃げていると批判されたのです。



彼女の小説に描かれているのは、ありふれた日常の個人の経験でした。国や政治ばかりに疲れ果ててしまった読者たちは、彼女の小説の中に単純で普遍的な何か新しいものを感じ取ったのでしょう。



無論、彼女の小説にはポ-ランドの歴史や政治を描いたものもあります。ですが、内容のそれは歴史から逃げているのでは無くて、歴史へのアプロ-チの仕方が先人の作家たちと違うだけなのです。



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彼女たちの登場はポ-ランドの文学界においてのヌ-ベルバーグだったのです。


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