そして男は時計を捨てた・・・ひとり編集長の冒険

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Picture book 「 猫をおくる」

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「猫をおくる」 (著・野中 柊 新潮社)



この小説の舞台は木蓮寺という、たくさんの猫が自然と集まってくる「猫寺」です。その寺の住職である真道が始めた猫専用の霊園「ム-ンライト・セレモニー」には、大切な人や飼い猫を失い、孤独や大きな喪失を抱えた人間たちも集まってきます。



ム-ンライト・セレモニーでは日々、小さな命をおくり出していきます。



そこに愛猫を看取ったばかりの女性、瑞季が訪れます。愛猫は、早くに両親を亡くした彼女の淋しさを埋めるかのように18歳まで長生きしました。



瑞季には親しく付き合う男性がいますが、恋人と呼ぶには距離があります。



しかし、愛猫の死や寺に集う人々との交流をきっかけにして2人の関係は深まっていきます。



真道は寺を守り続ける理由に、こう言います。


「猫がいなくちゃ困る人がいる。」


真道にも家族を亡くした過去があったのです。そして、その悲しみや淋しさに寄り添うようにして猫がいたのです。




愛猫との思い出は幻想的に、消えない孤独を抱えながら、心を込めておくり出す姿を描き出しています。


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動物を飼うということは、最後まで責任をもって世話をする覚悟が問われます。



いつか見送る日がやって来るとしても・・・


猫をおくる [ 野中 柊 ]

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