そして男は時計を捨てた・・・ひとり編集長の冒険

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熊本に豪雨をもたらした線状降水帯

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今月、熊本県南部を襲った猛烈な雨。それは九州付近に停滞した梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで、前線の活動が活発化したことが原因でした。



1つの寿命が長くても約1時間の積乱雲が連続で発生し、風に吹かれながら連なって局地的に豪雨をもたらしてしまう「線状降水帯」を形成しました。



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線状降水帯とは、梅雨前線に海上から暖かく水蒸気の量の多い空気が流れ込むことで生まれます。気流に乗って上空に向かう中で水蒸気は水へと変わり、熱を出していきます。これがさらなる上昇気流を生み出し、積乱雲を発達させ、帯を作るのです。



熊本県では3~4日間に、猛烈な雨が降り続き、この期間だけでも、水俣市で500ミリ、天草市、須磨村で400ミリを越えて、強い雨が長く降り続いたことを物語ります。



この時期は太平洋高気圧の暖かい空気と、オホーツク海高気圧の冷たい空気が日本付近でぶつかり合い、これらの境界線に当たるのが梅雨前線なのです。



とりわけ、熊本県南部は西に東シナ海が開けていて、風を遮る高い山地がないことも、海上から大量の水蒸気が直接供給されてしまう背景ともなっています。



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今回の豪雨では、須磨村の特別養護老人ホ-ム「千寿園」が浸水して、大きな被害を出しました。園の敷地の東を流れる支流が水かさの増した須磨川に行く手を遮られてしまい、逆流が起きてあふれてしまった泥水によって沈んでしまったとみられます。



支流と須磨川それぞれが氾濫したために、バックウォ-タ-現象が起きたのかもしれません。バックウォ-タ-現象とは、「背水」と呼ばれる、川の流れが滞って水が逆流するように見える現象です。



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同じく、バックウォ-タ-によって起きた氾濫で記憶に新しいのは、岡山県などで大きな被害を出した2018年の西日本豪雨です。



近年は、西日本豪雨や九州北部の豪雨などの災害が相次いで起きています。温暖化などの影響によって、雨の降り方もレベルが上がりました。それに合わせて、雨に対しての対策を私たちも高めていく必要があるのです。