そして男は時計を捨てた・・・ひとり編集長の冒険

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Picture book 「 剣の舞 我が心の旋律」

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「剣の舞 我が心の旋律」 (2020年 ロシア、アルメニア 監督 ユスプ・ラジコフ 出演 アンバルツム・カバニャン)



この映画はある音楽誕生の瞬間を映画化したものです。1942年11月29日、アラム・ハチャトゥリアン(アンバルツム・カバニャン)は、10日後に迫った新作バレエ「ガイ-ヌ」公演のために苛立っていました。弟子やソリストのサ-シャたちはそんな彼を応援してくれます。



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やがて、文化省の役人プシュコフが検閲にやって来ます。アラムはついに疲労で入院してしまいます。そんなアラムに役人プシュコフは書いている曲の結末を変更して踊りを追加しろと命じます。誰もが不可能という中で、それでもアラムは真っ白な楽譜に一人向き合おうとします。



この映画は、有名な楽曲「剣の舞」がどのように作曲されたのか?を戦時下のソ連の状況を交えながら描いています。ドイツ軍の侵略により奥地まで疎開し食料が不足する生活を強いられても音楽の情熱は止まらないアラム。そんな彼の人間的な苦痛と創作への苦悩が交じり合い高まっていく闘う意志。



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友人たちとの街頭演奏をへて、戦いの前線へ出発しようとする兵士にバレエを見せるシ-ンなど音楽の力はとても強いのだと思わずにはいられません。



アラムと因縁がある役人の理不尽極まりない言動には当時のソ連の重圧感を反映させているのでしょう。ラストのシ-ンでは、それを見事なほどに吹き飛ばしてみせます。



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機関車の音、綿打ちの音、それぞれの音は音符になり、両親の血を受け継いだ命の奔流のような音楽となって鳴らされ、その音楽は私たちの胸を大きく揺さぶるのです。