そして男は時計を捨てた・・・ひとり編集長の冒険

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寅さん、恋を指南してください!

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「男はつらいよ」シリ-ズ30作目「花も嵐も寅次郎」(1982年)では、当初は自分の恋で精一杯だった寅さんも、この頃になると若い青年に恋を指南する役に回っています。



寅さんは大の温泉好きで、今回は大分県由布市にある湯平温泉にやって来たのであります。最寄り駅はJR久大線の湯平駅です。本作のロケを記念して、駅の2番ホ-ムには「寅さん思い出の待合所」「縁結びのベンチ」も設けられています。



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久大線、そして沿線の温泉は、シリ-ズの他の作品でも何度となく登場します。夜明薬湯温泉、日田温泉、天ヶ瀬温泉など。



中でも、湯平温泉は、石畳の狭い路地に小さな宿がひしめいている昔ながらの温泉です。昭和の初期に俳人の種田山頭火がここを訪れて、「しぐるるや人のなさけに涙ぐむ」の句を残しています。



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温泉には寅さんの定宿があって、主人とはツ-カ-の仲。ここで、三郎(沢田研二)、螢子(田中裕子)らと泊まり合わせることになるのです。



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これが縁となり、寅さんと螢子と彼女の同僚は、杵築市へと足を伸ばします。高台の武家屋敷が、低地の町人地をまるでサンドイッチのように挟んでいる城下町です。杵築城は、八坂川の河口台地にそびえる要害であり、晴れた日には豊後水道の彼方に四国まで望むことのできるロケ-ションです。



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武家屋敷と町人地を結ぶ塩屋の坂で、3人は偶然にも三郎とバッタリ出くわします。いつしか三郎の心には、螢子への恋心が芽生え・・・三郎の純粋さに心をうたれた寅さんは、彼のためにひと肌脱ぐことを決意したのでした。



一足先に東京へ帰った螢子を呼び出し、三郎のことをどう思うかを尋ねたりするのでした。さらに、「とらや」に戻って、三郎に口説きのテクニックを教え込みます。二人で江戸川へ散歩に行き、堤に出たなら、このように思いの丈を伝えてはどうかとアドバイス。



「目にしみるような秋の空だ。ぽっかり浮かぶ白い雲、ピ-ヒョロロ、ピ-ヒョロロ、トンビがくるりと輪をかいた。僕もあの雲と一緒に、知らない国に行ってしまいたい・・・」 身振り手振りを交えながら伝授。



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寅さんのアドバイスが効果あったのか、二人はめでたくゴ-ルインしそうな雰囲気に・・・そして実生活ではめでたくゴ-ルインされましたね。