そして男は時計を捨てた・・・

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イギリスが今、頭を抱えて悩んでいる・・・

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イギリスが新型コロナウイルス感染の第2波に襲われています。人口が日本のおよそ半分にも関わらず10月4日には1日あたりの新規感染者が2万人を超え収まる気配はありません。1日およそ30万件実施されるPCR検査を考慮しても衝撃的な数字です。出口の見えない長い戦いに「いったいどうすれば感染が収まるのか…」という焦燥感だけが募っているのです。


イギリス政府は2度目の外出禁止令に踏み切れずにいるのです。第2波が深刻化する中で、
ロンドンがあるイングランドでは感染レベルを3段階に分け深刻度によって対策を変える手法が取られました。最も深刻なリバプールなどではパブやバーが終日閉鎖になり、人々は公園などを除き他の世帯との交流もできなくなっています。




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一見、厳しい規制に見えるがレストランや商店の営業は禁止されてはいません。飲食店や多くの商店の営業ができなくなり、事実上の外出禁止令が出された第1波のときの規制とは大きく異なります。その背景には落ち込んだ経済、長引くコロナ禍で精神的なダメージを受けた人々に第1波のような強い規制をかける事態は避けたいというイギリス政府の考え方があるのです。




イギリスは大きくイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドに分かれていてそれぞれが自治を行います。そのため地域によって新型ウイルス対策も多様という独特の現象が起きているのです。イングランドと異なり強い規制に踏み切ったのが南西部のウェールズです。


まず薄暗くなり始めると飲食店は一斉に閉店作業を始めます。午後6時からおよそ2週間『ファイヤー・ブレイカー』という規制が始まるからです。文字通り感染の“火を抑え込む”わけですが大きな特徴は「短期間に集中」という点です。



一時的に強い規制をかけ人々の接触を遮断することで第2波の感染の連鎖を断ち切ろうというわけです。生活必需品を販売しない商店の営業は禁止され人々は自宅に留まることが求められます。短期間“限定”のため経済への影響を極力抑えられるといういわば「落としどころ」を探った結果の感染対策と言えます。



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厳しい規制を人々はどう受け止めたのでしょうか?

『ファイヤー・ブレイカー』は第1波のときに出された外出禁止令に次ぐ強い規制といえます。


ウェールズの人々は理解を示しています。感染者数は第1波の時より大きく増えているものの死者は大幅に抑えられています。「もううんざりだ」という声も多いでしょう。人々が理解を示してくれたなら『ファイヤー・ブレイカー』を導入したウェールズ自治政府の狙いは成功したと言えるでしょう。一方、短期間とはいえ経済に負荷がかかることに変わりはありません。飲食業界は「今の状況なら仕方ない」と理解を示しつつも、胸の中では経営的には大きな打撃になるとため息をついていると思います。



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『ファイヤー・ブレイカー』は有効な対策として機能するのか?短期の規制強化でどこまで感染を抑え込めるかは不透明でイギリスメディアからは「時間稼ぎにしかならない」との指摘もあがっています。


しかし初めから正解が分かっているのならば、ヨーロッパのほとんどの国が苦しむ第2波は起きていません。どの程度の規制をかければ感染を効果的に抑え込みかつ経済への打撃を小さくできるのか。この難問に挑むイギリス、いや、もはやこれはイギリスだけの問題とは言えなくなっています。


日本がもしこれからヨ-ロッパのような強力な第2波に襲われたら、今度こそどうなってしまうのでしょうか・・・