そして男は時計を捨てた・・・ひとり編集長の冒険

ブログ「そして男は時計を捨てた・・・」は、 みなさんの知らなかった知識や情報入手をお手伝いしていきます。ぜひこのブログを活用して、みんなで勉強していきましょう!画像のないテキスト中心のブログです👍毎日、記事更新中!土、日は更新多めです。たくさん更新するよ😚いろんな人たちにシェアしていってください👍1万記事を目指してひとり編集長はがんばります❗編集長と一緒に冒険しよう😊 

若き日の福沢諭吉、父の本売り長崎へ留学

f:id:Cupidpsyche:20201213200134j:plain



中津藩出身で慶応義塾の創立者、福沢諭吉(1835~1901年)が青年時代に蘭学(らんがく)を志し、長崎への留学費用を捻出するため遠戚に売却した漢文の書物が見つかりました。


父の蔵書で、大分県中津市歴史博物館で開催中の企画展で公開しており、市教委は「立身出世を志した若き日の福沢を物語る貴重な資料」としています。



市教委によると、今回、見つかったのは古代中国の思想家、荘子の思想を解説した古典「荘子因」(全6巻)です。


中津藩の国学者・渡辺重名の子孫が三重県で保管していました。書物に押された印が、福沢家の所有を示す「福澤(ふくざわ)家蔵」の印影と一致。上から「渡辺氏記」が押印されています。



f:id:Cupidpsyche:20201213200443j:plain



慶応義塾福沢研究センター(東京都)が所蔵する渡辺の孫で福沢の遠戚、重石(いかり)丸(まろ)の自叙伝には、1854年頃、福沢が幼少の頃に他界した父・百助(ひゃくすけ)の蔵書を購入したとの記述があります。福沢が売却したとしており、記述を裏付ける発見になるといいます。


百助は下級武士だったが漢籍に造詣が深かったとされ、福沢の著書「福翁自伝」では、長崎留学後に家の借金整理のため、百助の蔵書を15両で臼杵藩に引き取ってもらったと書き残しています。荘子因に関する記述はありません。



重名の子孫が数千点の資料の取り扱いをセンターに相談し、3月から市教委と共同調査していたのです。市教委の松岡李奈学芸員は「家計が苦しい中、留学資金をどう作り出したかが明らかになった。福沢の学問に対する情熱に思いをはせてほしい」と話しました。


企画展「福沢諭吉の書」は、中津市歴史博物館と市内の福沢諭吉旧居・福沢記念館で来年1月9日まで開催され、福沢が英語で書いた書簡や創作の漢詩など43点が並びます。


中津市歴史博物館は一般300円(中学生以下無料)、福沢記念館は高校生以上400円、中学生以下200円(未就学児無料)。いずれも午前9時~午後5時で、博物館は月曜休館です。