そして男は時計を捨てた・・・ひとり編集長の冒険

ブログ「そして男は時計を捨てた・・・」は、 みなさんの知らなかった知識や情報入手をお手伝いしていきます。ぜひこのブログを活用して、みんなで勉強していきましょう!画像のないテキスト中心のブログです👍毎日、記事更新中!土、日は更新多めです。たくさん更新するよ😚いろんな人たちにシェアしていってください👍1万記事を目指してひとり編集長はがんばります❗編集長と一緒に冒険しよう😊 

入学後に落ちこぼれるなよ!中学受験に起こってしまう燃え尽き症候群

f:id:Cupidpsyche:20210209104237j:plain



ひと昔前に流行った「燃え尽き症候群」という言葉の意味を調べてみれば、「ある目的に対して献身的に努力した人が、目的を達せられなかった際に徒労感や無力感に苛まれること。 あるいは、たとえ目標を達成したとしてもそのあとに生じる虚脱感を指す場合にも用いられる」とあります。


中学受験においては“後者のパターン”に燃え尽き症候群という言葉を用いるケースが多いように感じます。なぜそうした現象が起こってしまうのでしょうか?


中学受験の受験年齢は11歳から12歳です。人の成長という観点からみれば「まだまだ子ども」という年齢です。


その子どもに一日4時間も5時間も受験勉強をさせるわけです。夏期講習や冬期講習など学校が休みの期間には、12時間近く勉強する子もいます。これはあくまでも一日の勉強時間であって、講習の延べ勉強時間ではありません。



中学受験をしたことのない人たちからすると、これは正気の沙汰とは思えません。しかし、そのくらいやっている子はやっているのです。とてもすさまじい世界といえます。



それだけの時間を中学受験にかけていて、もし第一志望に合格できなければどうなってしまうでしょうか?


心が壊れてしまうでしょうか?


案外そうはならないかもしれません。塾の中には、卒業生を対象にして、毎年「中1英数準備講座」を開講しているところもあり、第一志望に合格した子も不合格だった子も、明るく元気にその講座に通ってくれるといいます。


全く平気というわけではなく、合格発表の日には泣いて過ごすことが多いですが、2~3日もするとケロッと立ち直って学校に行ったりするそうです。何カ月も落ち込んでしまうのは、ごく一部の子と保護者だといいます。



f:id:Cupidpsyche:20210209104346j:plain



こんなふうに聞くと、燃え尽き症候群は中学受験には無関係なのでしょうか?


実はこの現象が色濃く出てくる危険な時期というのが存在するといいます。それが中学2年生です。教育者達はこれを「魔の第二学年」と呼んでいるようです。



1年生のうちは新しくスタートした私立中学での生活に心が弾みます。そして、5月頃からは部活動もスタートしさらにやる気に満ち満ちてきます。


しかも、中学1年生の学習内容はとても簡単なため、学習にも余裕があります。燃え尽き症候群などとは無縁の生活です。


しかし、やがて中学2年生になると、私立での生活にも段々慣れてきます。あんなにウキウキした電車通学や最寄駅からの徒歩もマンネリ化してくるのです。さらに学習内容もどんどん難しくなってきます。



特に私立中学の場合には、高校2年生までに通常カリキュラムの高3までの範囲を終わらせるため、カリキュラム進度が公立中学よりもずいぶん速いのです。そのため中学2年でおいていかれるケースが出てきます。


中だるみと相まって、モチベーションが下がりやすい、それが「魔の第二学年」なのです。



f:id:Cupidpsyche:20210209104425j:plain



中学2年生になってから成績が急落してしまった生徒は、その後長らく浮き上がってこられない状態が続くことがあります。


これを「深海魚」などと表現するのです。ほぼ同じくらいの学力の子が入学してくるわけですから、一度深海魚になってしまうと、なかなか浮き上がってくることができません。



私立中学の場合、高校まで基本的にはエスカレーターなので、6年間同じ学校に通うわけです。また進学校の場合は学業成績がクラス内での発言力を決めるケースが多いため、深海魚の生徒はどんどん居場所を失っていくことになります。


ネットで「深海魚」と検索すると、いろんな塾の先生がこれについて論評しています。そして、その多くが「実力以上の中学に無理して入学させるべきではない」とか「ギリギリで入学すると落ちこぼれる」といった論調になっています。


しかし本当に深海魚になりやすい生徒は、その学校にギリギリでなんとか合格した生徒でしょうか?


上の論調の多くは、「進学校のカリキュラム進度は速いので、付け焼き刃の受験勉強で入ってきた生徒はカリキュラムの進む速さについていけない」と主張しますが、カリキュラム進度が速いのは何もトップ校だけではないと思います。



どこの私立であろうと、私立中学に通うということは「高3までの範囲を高2までに終わらせる」のです。トップ校だから何か特別な教育が施されていると考えるのは大きな誤りかもしれません。深海魚になる原因は、実はもっと他のところにあるのです。



f:id:Cupidpsyche:20210209104731j:plain



ギリギリで合格した生徒は自分が「ギリギリ」と知っているので、入学後はきっと遅れを取らないように頑張ります。


特に算数と数学は「数字を使う」という点ではよく似た科目に思われがちですが考え方は全く異なるため、算数が苦手であっても数学が得意になるということは実はよくあるといいます。


むしろ算数が得意で、中学受験も圧倒的な算数の力で合格したような生徒ほど、数学で苦労することもあるようです。なので、余裕をもって合格した生徒ほど「魔の第二学年」には注意が必要なのです。


また余裕をもって合格した生徒の中には、中学受験時に「あまり勉強しなかったのに合格できちゃった」生徒も一定数います。


こういう生徒も要注意です。「僕は勉強しなくても何とかなっちゃう」なんて甘く考えてますので、一気に置いていかれてしまいます。こういうタイプの生徒は基本あまり勉強しないので、どのレベルの私立中学に入っても落ちこぼれる危険性があります。


逆に付け焼刃だろうが何だろうが、目いっぱい努力をして合格した生徒は安心かもしれません。努力をすることをいとわないわけで、何より「努力は裏切らない」ということを知っているからです。


しかし、もっと大事なのは、「深海魚になってもいいじゃないか」と・・・。


「え!? そんなのダメでしょ?」と保護者の皆さんならそう思うはずです。高い学費払っているからちゃんと勉強して欲しいはずです。


しかし、私立に通学させることは、そのくらいのことは覚悟しなければいけません。


深海魚になった生徒が浮き上がってくるために必要なのは、「時間」です。時間さえかければ必ず浮き上がってくることはできます。



周りや特に保護者に「ダメなやつだ」「ガッカリだ」などと言われると、どんなにポジティブな人間であっても気持ちは下がっていくのが同然です。自分を愛すことができずにコンプレックスを抱くようになるでしょう。そうなったら浮き上がってくるのは難しいのです。



f:id:Cupidpsyche:20210209104810j:plain


しかし、中学受験の難関に打ち勝った力はあります。前向きに努力をすれば学力が上がらないはずはないのです。僕は12歳が頂点の時だった・・・そんなことは、絶対にありえないのです。



中学受験を目指すということは、保護者の皆さんが様々なことを覚悟することだと思います。


受験勉強までの期間には「志望校を変更しなくてはいけなくなるかもしれない覚悟」「第一志望に合格できないかもしれない覚悟」もあります。


そして、受験が終わっても、「せっかく受かった学校をやめたいと言い出すかもしれない覚悟」、「中学で深海魚になるかもしれない覚悟」など、様々な覚悟が立ちはだかり、その覚悟を決めて中学受験に臨んで欲しいと思います。


最後にエ-ルを、頑張れよ!子供たち😉保護者たち😉