そして男は時計を捨てた・・・ひとり編集長の冒険

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お茶で秀吉を立腹させた老舗茶舗・上林春松本店

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〈秀吉ををろそかに存候〉・・・。



これは、上林家(上林春松本店)に送られた豊臣秀吉の口述書状(秀吉朱印)の一文です。



「届けた壺がぞんざいなしめ方をしていたことに秀吉が腹を立てて、こういう手紙をよこした。〈をろそかに存候〉とは〈軽んじているのか〉という意味」と説明するのは、京都・宇治の老舗茶舗・上林春松本店の上林秀敏代表です。



コカ・コーラシステムは2021年4月19日、上林春松本店(京都府宇治市)のオンラインプレスツアーを開催しました。




室町時代からの450年の歴史と開発協力しているコカ・コーラの「綾鷹」の味わいに欠かせない合組(ごうぐみ)を辿ってみましょう。




それは室町時代、足利義満が「宇治七名園」と呼ばれる茶園を宇治の地につくったことで宇治茶は発展していきます。




晩霜(ばんそう)からお茶の木を守るために、茶園の上に棚を設けて茶畑を覆うことによって霜が直接お茶の木につくのを防ぐ仕掛けをつくり、これにより良質なお茶を生み出したのです。宇治では積極的にこの栽培方法を取り入れたことで他の産地と区別されブランド化されていったのです。




冒頭の口述書状では〈秀吉ををろそかに存候〉のあとに〈又は茶もよく候〉と続きます。



これは全体としては“お茶の品質に自信があるから慢心しているのか”といった意味で「これ以上、おとがめがなかったことから、我々はこれを叱咤激励として丁寧な仕事を心がけるということが強くなった」と解釈しています。




以降、秀吉に重用され、関白になったことを記念して開かれた茶会には千利休とともに招かれ、茶会記には「一席目に千利休、二席目の末席に上林掃部(かもん)と書かれています。




徳川家康の時代になると、上林竹庵が家康に仕官し、関ヶ原の戦いの前哨戦・伏見城の戦いで籠城して討ち死にします。




この忠義に感謝した家康は、高野山にいた竹庵の子(秀栄)を召し出して竹庵家を継承させます。その後、上林又兵衛家として代官茶頭取(茶師をまとめる監査役)を兼ねる茶師となったのです。




江戸時代には、茶師の中で最高の位である「御物御茶師(ごもつおちゃし)」として幕府や諸大名の庇護を受けてきました。




「ずいずいずっころばし」の童謡(わらべうた)は、1633年に制度化された「御茶壺道中(おちゃつぼどうちゅう)」と呼ばれる大々的な行列をうたったものという一説があります。




「“ねずみが米俵をかじる音が聞こえるくらい静かに道中が通り過ぎるのをやり過ごしましょう”と非常に無理難題を強いられたことから迷惑道中と言われていました。これが1867年の明治維新の前年まで休むことなく続けられていたのです。




上林家は、天保年間に十代春松が考案し当時の新製品であった「綾鷹」(後の玉露)を十一代春松が一般向けに販売を始め、茶師から茶商に転身します。




明治4年(1871年)、廃藩置県が行われると、大名や幕府に抱えられていたほとんどの茶師が廃業してしまいます。




こうした中で、上林家は、天保年間に十代春松が考案し当時の新製品であった「綾鷹」(後の玉露)を十一代春松が一般向けに販売を始め、茶師から茶商に転身します。




江戸時代、上林家の所有する宇治郷の茶園は幕府の管理下におかれ、碾茶以外のものの製茶は許されていませんでした。そのため、十代春松は秘密裏に覆下茶園から摘採し、煎茶と同じように精製したところ甘みのあるお茶が仕上り茶銘を「綾鷹」としたのです。




コカ・コーラシステムが販売する「綾鷹」ブランドのこだわりの1つにもなっている合組(ごうぐみ)とは、茶師が仕入れた荒茶を加工し、複数種類の茶葉の特徴を組み合わせて新しい味わいをつくりだす技術を意味します。




お茶を検査・審査することを、お茶の世界では拝見といい、検査・審査する部屋を拝見場(はいけんば)と呼びます。




拝見場の設備や道具にすべて拝見という言葉が使われているのは、生産農家や茶に敬意を払い「拝見させていただく」という想いが込められているためだといいます。




拝見場は、1日のうちで一度も直射日光が入らない建物の北側にあり、天井の採光窓から差し込むやわらかい光を斜めの黒壁に反射させて、さらにやわらかくした光を拝見台と呼ばれるテーブルを照らす仕組みになっています。




手順としては、まず拝見盆に並べられた複数種類の茶葉をそれぞれ握り感触を確かめつつ息を軽く吹きかけ、そのとき感じる香りを言葉に表現し場合によってはメモするのです。ここで感じる香りが、急須で淹れたときの香りに一番近いといいます。




次に、拝見茶碗に5gずつ茶葉を入れ、そこに熱湯をなみなみに注ぎます。これは「飲むためではなく、あくまで拝見であり、網で茶葉をすくって湯気の香りをかぎ短所をみつける作業」となります。




そして最後に口に含みます。味覚というのは人間の五感の中で一番不安定で他のものに影響されやすいものです。舌の先で辛み、舌の脇で苦み、というように舌の場所によって味わいが異なるので、口にふんだら、そのまま飲み込まず、一度口の中を行き渡らせる作業をするのです。



このようにして、それぞれの茶葉の個性を把握した上で、竹網に和紙を貼り柿渋で塗り固めた道具で、茶葉を傷つけないようにブレンドしていくのです。




上林代表は「本当に同じことをずっとやってきており、ほぼほぼ同じ仕組みで(緑茶飲料ブランドの)『綾鷹』はつくられており、それなりに自信のある味わいをご提供している」と語っています。



歴史を知ればお茶は味わい深い。ぜひ、みなさんも綾鷹を🍵

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