初老の作曲家グスタフ・アシェンバッハ(ダーク・ボガード)は、静養のためにイタリアのリゾート地・ベニスを訪れた。仕事がうまくいかない上に、友人のアルフレッド(マーク・バーンズ)に責められては、彼の悪夢を見る。さらに娘を失ってしまったことで心身ともに滅入っていたのだ。ホテルに着いてディナー会場へ向かったアシェンバッハは、カールした金髪、白い肌、青い瞳を持つ少年・タジオ(ビョルイン・アンドレセン)を見つけると、少年のあまりの美しさに釘付けになってしまった…永遠なる美を求めて男は彷徨い歩く…
ラストシーンの意味と美少年タジオのモデルは…? 映画『ベニスに死す』徹底考察。マーラーの名曲と少年の現在も深掘り解説
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