2019-01-01から1年間の記事一覧
少年は電車が好きだった・・・ ただただ好きだった。 電車は大きく速く、そして線路は何処までも例えばあの青い夏の空のように果てしなく続いている気がした。 電車から見えた広い田んぼの景色、鉄橋から見えた大きな河、広い海は少年だけのものになり、ワクワ…
君はやっと自分の名前を捨てたんだね・・・ あんなに嫌がっていた自分の名前を・・・ ありふれているけれど美しい響きを持った名前。 その名前を君に捨てさせたのは一体、誰? 自由になったかい? 自分じゃなくなったかい? 早く気付きなよ・・・捨てた君の名前を今日…
「私の事、好きですか?」 そう、問いかけてみた。 亭主の言葉がこだまする空のカウンター。 賑わいをみせた日の事は遠い過去へと追いやられ、問いかけた言葉は壁に跳ね返って亭主の胸に突き刺さる。 「たまには顔を見せてください・・・」 自分で飲むために自分で…
君はお父さんのこと、本当に好きだったんだね。 お父さんはおじさんに君のことをよく話してくれたんだ・・・ 君の写った写真をたくさん見せてくれて・・・ 何処へ行くにもずっと一緒だって・・・ それを嬉しそうに眺めては・・・それを悲しそうに眺めては・・・ おじさんに…
夏が終わり、秋が来た・・・ ただそれだけなのに・・・ おじさん・・・君のことを忘れないよ・・・ ENEOS 【コスモ石油公式】スマートビークル
音楽とは3分の魔法だ。 その3分だけは、ここでは無い何処かへと連れて行ってくれないといけない。 それのもたらされた使命が今日も音楽に音を鳴らさせる。 本当だ!音楽とは魔法なんだ! あちらこちらで音が鳴っている! 音楽は無くてもいいものかもしれない…
台風がやって来る・・・ そういえば、ドラえもんがこう言っていたよ。 「22世紀では、台風なんてやって来る前に消しちゃうんだよ!」って。 だから、台風なんて存在しないんだよ! 22世紀・・・ 僕はもういないけれど・・・ 産まれたばかりの赤ん坊。 君がそれを確かめて…
お~い。山よ。おまえは何処かに行くことはあるのか? ずっと同じ場所に居続けて、ずっと同じ景色ばかりを見続けて、おまえは、つまらんことは無いのか? Amazon.co.jpネットで買えば断然お得!お買い物なら楽天市場
「鏡よ、鏡。世界で一番美しいのは誰?」 鏡は答えてはくれなかった・・・ もう一度、鏡に問いかけてみた。 「鏡よ、鏡。世界で一番美しいのは誰?」 すると、鏡は答えた・・・ 「それはお前の後にいるアタシだよ・・・」 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□全国630店…
僕は消えることが出来るよ。 簡単なことさ! 人の中に紛れてしまえばいい・・・ ほら!もう僕は何処にもいないだろう? ○○○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○○○ あま~くおかしな生活を♪ お口の恋人 ロッテ オンラインショップ ○○○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○…
誰かがこんな事を言っていた。 若い時に感じる孤独と老いた時に感じる孤独は違うって。 若い時に感じる孤独は「量」で、老いた時に感じる孤独は「質」だって。本当ですかね? 寂しい響き。 ひねくれ者の青年が雲ひとつない青空に問いかけた。 風に吹かれた髪。よ…