そのキャリアは、「(スコセッシの朋友)ロバート・デ・ニーロのように優れた俳優になりたい」という“初心”を忘れずに、進化し続けている!レオが大きな脚光を浴びたのは『ギルバート・グレイプ』(1993年)。ジョニー・デップが演じる主人公の知的障害を持つ弟を好演し、19歳でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされてからだ。その後は主演作が目白押し。『バスケットボール・ダイアリーズ』(1995年)では麻薬に溺れる少年の破滅的な青春をリアルに、『太陽と月に背いて』(1995年)では詩人ポール・ヴェルレーヌと禁断の恋に落ちるアルチュール・ランボーを魅惑的に。そしてバズ・ラーマン監督が時代設定を現代に変えた『ロミオ&ジュリエット』(1996年)では、ワイルドなロミオを演じて女性ファンを熱狂させた。そして、その“熱狂”は1997年の『タイタニック』のモンスター・ヒットにより、全世界で炸裂。一夜にして世界的なスターの座についたのは、いまやハリウッドの伝説になった!
レオナルド・ディカプリオ/やんちゃな少年、才能豊かなスター俳優、恋多き男……30年の成長を振り返る (1/3) - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)
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