Plenty of quality 

Welcome everyone ようこそ!Plenty of qualityでは、 ネット上にある、たくさんのクォリティーをノンジャンルで、ピックアップして、出来る限り多くの方にシェアしていくことをミッションにしています😉ぜひ、リンク先のサイトにて、記事を読んでください。😉Let's search for plenty of quality👍1日休まず、24時間更新中! ズッ友だよ😉

人気で切符入手難「ラオス鉄道」誰が乗っている?


f:id:Cupidpsyche:20230302104646j:image

 

人気で 切符入手難 「ラオス 鉄道」 誰が 乗って いる?
高木 聡:アジアン鉄道ライター

 

中国の「一帯一路政策」のもと、2021年12月に開業したラオス・中国鉄道(LCR)の輸送量は旅客・貨物共に着実に利用実績を伸ばしている。2023年2月1日には中国側の報道で、利用者数が1000万人を突破したと報じられた。

 

これはラオスの人口(約734万人)を上回る数値であり、そんなに利用者がいるわけがないと思われるかもしれない。実はこの統計にはからくりがあり、ビエンチャン―昆明間トータルの「中老鉄路」の利用者数、つまり中国側の利用者を含んだ数である。

 

 

ただ、開業10カ月時点での日本貿易振興機構のレポートでも、「ラオス区間の旅客数(90万人)は決して少ないとはいえない。734万人のラオスと4721万人の雲南省の人口比で単純に比較しても、立派な実績だ」と評価されている通り、ラオス側だけを見ても需要予測以上の伸びを示している。先般、LCRに乗車する機会を得たが、やはりチケットが取れないほどの盛況ぶりだった。実際に誰がそんなに乗っているのか。ラオス・中国鉄道を取り巻く風景と共にレポートする。

 

 

*田舎駅が物流の拠点に


筆者は2022年10月、タイから陸路でラオス入りした。タイの首都バンコクから、寝台特急やバスでラオス国境に向かえば1000バーツ(約3870円)前後。座席の快速列車なら300バーツ(約1160円)もあればラオス国境の街、ノンカイに到達できる。どちらも仏教国ということもあり、タイにとって、ラオスは気軽に訪れることのできる隣国だ。

 

 

ノンカイからも鉄道で、高速鉄道開業前にはラオス唯一の鉄道駅であったタナレーン駅に向かった。10年ほど前に訪れたときには、どうしてここに駅があるのか?というくらい、荒野にぽつりと佇む田舎駅だったが、現在は駅舎と反対側にドライポート(物流拠点)が建設され、トレーラーがひっきりなしにゲートを出入りしている。駅の終端はかつて、小高い丘に遮られる形で線路が途切れていたが、その丘は跡形もなくなっており、線路はさらに延びている。

 

 

現在、旅客営業はタナレーンまでだが、この先にLCRと連絡するビエンチャン南貨物駅が開業し、貨物列車が運転されている。そこでコンテナを積み替えることで、中国―ラオス―タイ3国間の物流ルートが構築された。


 

 



人気で切符入手難「ラオス鉄道」誰が乗っている? | 海外 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース