デヴィッド・シルビアン・・・ あなたを初めて見た時、僕はこう思った・・・ 「あなたって彫刻みたい・・・」 中国の幻影に後ずさりする前に、あなたのその美貌にただ、僕は後ずさりする・・・ 時間は流れて、かつてのあなたもオジサンに・・・ いや、かつてのあなたも素敵なオ…
寂しいね・・・ あぁ寂しいね・・・ 寂しいね・・・ そりゃ寂しいね・・・ いろんなものに囲まれて、ひとつひとつが想い出だよ・・・ずっとふたりでいるのに、それなのに、いつからか寂しいだなんてね・・・ そんなこと口にするなよ・・・ あぁ、口にしないさ・・・ 分かってら・・・ 寂…
さようならテレビ テレビに育てられて君と共に生きてきた僕から言うよ さようならテレビ 何度でも言うよ さようならテレビ 昔、テレビがラジオを殺したように 君も殺される時が来た 巡りめぐるんだ 命ごいをしたって遅いよ 君はもうその役割を終える時を迎え…
あの日、僕が捨てたもの・・・ 持っているのが、重た過ぎてイヤになってきてイヤになってきてイヤになって・・・ 本当は捨てたくなかったのに、捨てなければならなかったと自分に言い聞かせて・・・ 見つからないよ・・・もう見つからない・・・ いい気なもんだね・・・ほんと…
少年は電車が好きだった・・・ ただただ好きだった。 電車は大きく速く、そして線路は何処までも例えばあの青い夏の空のように果てしなく続いている気がした。 電車から見えた広い田んぼの景色、鉄橋から見えた大きな河、広い海は少年だけのものになり、ワクワ…
君はやっと自分の名前を捨てたんだね・・・ あんなに嫌がっていた自分の名前を・・・ ありふれているけれど美しい響きを持った名前。 その名前を君に捨てさせたのは一体、誰? 自由になったかい? 自分じゃなくなったかい? 早く気付きなよ・・・捨てた君の名前を今日…
「私の事、好きですか?」 そう、問いかけてみた。 亭主の言葉がこだまする空のカウンター。 賑わいをみせた日の事は遠い過去へと追いやられ、問いかけた言葉は壁に跳ね返って亭主の胸に突き刺さる。 「たまには顔を見せてください・・・」 自分で飲むために自分で…
君はお父さんのこと、本当に好きだったんだね。 お父さんはおじさんに君のことをよく話してくれたんだ・・・ 君の写った写真をたくさん見せてくれて・・・ 何処へ行くにもずっと一緒だって・・・ それを嬉しそうに眺めては・・・それを悲しそうに眺めては・・・ おじさんに…
夏が終わり、秋が来た・・・ ただそれだけなのに・・・ おじさん・・・君のことを忘れないよ・・・ ENEOS 【コスモ石油公式】スマートビークル
音楽とは3分の魔法だ。 その3分だけは、ここでは無い何処かへと連れて行ってくれないといけない。 それのもたらされた使命が今日も音楽に音を鳴らさせる。 本当だ!音楽とは魔法なんだ! あちらこちらで音が鳴っている! 音楽は無くてもいいものかもしれない…